「COOP LABYRINTH」 +「居間の今・茶の間の彼方 ~ Beyond the Living Room~」 展覧会




期間:2015年10月31日(土)~11月23日(月・祝) 
     *金・土・日・祝日のみ
時間:13:00~19:00
会場:〒559-0011 大阪市住之江区北加賀屋5-4-12 コーポ北加賀屋(地下鉄四つ橋線北加賀屋駅より徒歩5分)
出展作家
「 COOP LABYRINTH」 :  dot architects、野原健司、松本尚、田中秀和、田中和人
「居間の今・茶の間の彼方 ~ Beyond the Living Room~」 :  CHA NO MA(野原健司、松本尚のユニット)、 田中秀和
http://naomatumoto.turukusa.com
助成:おおさか創造千島財団 
協力:医療法人三家クリニック、アトリエ・ログハウス、
   社会福祉法人 健成会 特別養護老人ホーム 加賀屋の森



このたび、「COOP LABYRINTH」 、「居間の今・茶の間の彼方 ~ Beyond the Living Room~」の2つのグループ展を開催いたします。

「COOP LABYRINTH」 
北 加賀屋にあるコーポ北加賀屋をメイン会場に、近隣の旧文化住宅を使ったグループ展を開催致します。展覧会開催地である北加賀屋は元造船業の町で、メイン会 場のコーポ北加賀屋を中心とした周辺地域は、かつて造船の工場や倉庫、工員の宿舎として繁栄しており、その一つの生活拠点を展示会場とします。この会場 は、建築の構造に船の骨組み等の廃材が再利用されており、会場の持ち味が独特で、北加賀屋の地域性を特徴づけています。この展覧会は、キュレーターという 舵取り役が無く、個々の作家が北加賀屋という場所に集まり、そこでの制作や作品の展示を通して、その地域の歴史と対話する事によりそれぞれの方向性を示し ます。キュレーターがいないこの状況は、舵取り役の造船業が衰退してしまった今の北加賀屋の町の現状にも当てはまると考えています。普段立ち入る事の少な い元造船の町で会場をクルージングしながら出会う「北加賀屋」は一体どんな時間なのだろうか。そしてそこに集まる作家(クルー)がそれぞれ指し示す方向性 は鑑賞者にどのような視界をもたらすのか。

「居間の今・茶の間の彼方 ~ Beyond the Living Room~」
CHA NO MA(野原健司、松本尚)は、地域、歴史、文化にアーティストとして潜入し、新しい視点から「茶の間(リビング・スペース)」をコミュニケーションの場と して再考、再構築していくユニットです(2014年結成)。今回の展覧会は大阪にある「医療法人三家クリニック」、「アトリエ・ログハウス」、「北加賀屋 の森」の方々に協力を仰ぎ、千島財団からの助成により第一回目の展覧会を開催します。ゲストアーティストは、同時開催のCOOP LABYRINTHにも出品する田中秀和。アーティストの目を通して、それぞれのワークショップ参加者のヴィジョン、記憶、夢などが交錯、共鳴し、新しい 「茶の間」空間を構築していきます。